HSPさんの心の傷つき
無意識の我慢をしがちなHSPさん、多いです。「自分の意見を言うのが怖い」「嫌われたくないから言わない」「こんなこと言ってもいいのかな?」「変な人って思われたら嫌だから言わない」と常に不安のアンテナを高くし敏感になっていませんか?
信頼している人からの裏切り、期待していたことをスッポカされた、ただ話を聞いて欲しかっただけなのに逆に非難された。このようなことがあると誰でも傷つきます。しかし、繊細さん、HSPの方の傷つき方はとても深くここからなかなか立ち直れなくなってしまうことが多々あります。傷ついた心をいつまでも引きずってしまったり、他人に言われたことをいつまでもグルグルと考えて、夜眠れなくなったり、ふとした時に思い出して悲しくなったりします。
例えば、パートナーとの意見の相違。あなたはただ自分の愚痴を聞いて欲しいだけだったのに、「それってあなたの方が良くないよ」と逆にさとされてしまったら
「え?なんで私がここでこんな風に言われなくちゃならないの?」
ってちょっとびっくりします。その後一人になった時、「私が悪かったのかな?」と自分責めの嵐、その結果「私ってだめね」って自己否定に突入。このパターンになることがよくあります。
所詮、他人なんです
心を許して話せる相手でも、所詮は他人なんです。あなたの気持ちをいつも100%理解してもらえるとは限りません。これは誰がいいとか悪いとか言うのではなく、「立場の違い」なんです。人それぞれ立場があり、物事を理解する時、分かりやすい方または感情移入しやすい方の肩を持ってしまうことがあります。
これは親しい間柄であっても、親であっても、子であっても、夫であっても妻であっても結局は他人ですので、この理解の相違、感じ方の相違は生まれます。
しかし、その相違を敏感に感じてしまい「自分は嫌われているんだ」とか「自分の存在を否定された」と考え自己嫌悪に陥りがちなHSP、繊細さんがいらっしゃいます。
そうならないためにどうしたらいいのか、次に書いていきます。
他人との距離を保とう
自分軸を持つ
むやみに落ち込まないためにいい方法があります。
「人は人、自分は自分」という視点を持つと相手が何を言ってきても「あなたはそう思うのね」「へー、そうなんだ」と言う気持ちで相違を受け止めることができます。立場が違えば感じ方、意見が違って当然です。話している相手はあなたの気持ちを完璧には理解してくれないのだから「そう言う考え方もあったんだな」というスタンスで話を聞く。
この「スタンス」を持つことであなたと相手の間に程よい距離が生まれます。そのため相手の言葉、意見があなたの心にグサっと刺さらず冷静に自分の気持ちを保つことができます。
いかがでしょうか?ぜひ「人との距離」を再確認してみてくださいね。
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