拒食症
拒食症って聞いたことがありますか?体が食べ物、飲み込むものを拒否する病です。ご飯、お米の一粒も喉を通らなくなり、水のような水分までも飲み込むのがとても大変な症状になる心の病です。
心に蓋をして生きてきた。自分の本心が言えない、本心を言うのは悪いこと、本当のことを言ってはいけない。やりたいことを言ってはいけない、相手に合わせなければいけない。わがままを言ってはいけない。
たくさんの禁止事項に生活をがんじがらめにしてくらしていると、口から食べ物が食べられなくなる、何も飲み込めなくなる心の病になります。
私は20代の前半にこの病になりました。当時結婚をしていたのですが、嫁姑問題、元夫との関係性の変化で誰にも心を許せるような生活状態ではありませんでした。孤独な結婚生活の中で心に蓋をして暮らしているうちにお米一粒も喉を通らなくなりました。
この経験があったから、HSP、繊細さん、生きづらさを感じている人に習慣にして欲しいことがあり、このブログに書いています。
心の病になる前にやること
水を飲む習慣をつくる
あなたは水をコップ1杯一気に飲めますか?
私が拒食症になった時、お米も水も喉を通りませんでした。水を飲むのではなく「口の中を湿らせる」だけで水が喉を通るのを「痛い」と感じたのです。喉が腫れていたんでしょうか、今となっては思い出せませんが、風邪をひいて喉が腫れると水を飲むのが痛いですよね。そういう感じだった、水を飲むのが苦痛だったと言うのだけ覚えています。
その後、離婚し独り身になり家族関係の中で「心に蓋をする」必要は無くなったけれど、水を飲むことがあまりできませんでした。そのため、乾燥肌、ドライアイ、新陳代謝の悪さをお医者様から指摘されました。「水を飲んで新陳代謝を良くしていけば、乾燥肌やドライアイも良くなる」と言われたけれど、なかなか体がいうことを聞きませんでした。
離婚後、私は自分を責めていたんです。なぜ離婚したんだ、なぜうまく婚家とやっていけなかったんだ、うまくできなかった自分を恥ずかしい、と自分責めをしていました。このように頑なに自分を否定していたので、「心の状態」も拒否、拒否の嵐でした。体が水さえも受け付けない体質になってしまっていたのです。
この「水が飲めない」というのは一つのバロメーターです。あなたが自分をどう思っているか、自分を受け入れているか、OKを出しているか、を知る一つのモノサシです。
もしあなたが水をあまり飲まないという生活をしていたら、ちょっと考えてください。あなたは心に蓋をしていませんか?新しい考え方、新しい人と環境で吸収ができていますか?
自分の心がどれくらい柔軟かを知るコツ:コップ1杯の水を一気に飲み干せる力があるかどうか、です。
是非お試しくださいね。
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